【MQL4】「enum」外部パラメータをドロップダウンにする方法

外部パラメータの設定方法「extern」「input」については、ご紹介しました。

今回は、外部パラメータを設定するときに、とっても便利な機能をご紹介します。

ユーザーが入力する外部パラメータを
「ドロップダウンリスト」にしたいと思ったことありませんか?

「enum」列挙型を使えば、ドロップダウンリストに出来ます。

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「enum」列挙型でドロップダウンリスト

#property strict

enum TukaList
{
     GBPJPY = 1, // ポンド円
     GBPUSD = 2, // ポンドドル
     GBPAUD = 3, // ポンド豪ドル
     EURJPY = 4, // ユーロ円
     EURUSD = 5, // ユーロドル
     EURAUD = 6  // ユーロ豪ドル
};
input TukaList tuka = GBPJPY; // 通貨

外部パラメータ値は、定数に設定した値になります。

上記の場合、「ポンド円」を選択すると値が「1」。
「ポンドドル」だと「2」になります。

定数に値を設定していない場合は、0から順に番号が振られます。
例えば、下記のコード。

#property strict

enum TukaList
{
     GBPJPY, // ポンド円
     GBPUSD, // ポンドドル
     GBPAUD, // ポンド豪ドル
     EURJPY, // ユーロ円
     EURUSD, // ユーロドル
     EURAUD  // ユーロ豪ドル
};
input TukaList tuka = GBPJPY; // 通貨

この場合は、先頭から順に値が振られます。

「ポンド円」を選択すると「0」。
「ポンドドル」は「1」。「ポンド豪ドル」は「2」という感じです。

混乱しないために、定数の値は設定しておくことをオススメします。

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ドロップダウンリストのメリット

ドロップダウンリストを使うと2つのメリットがあります。

  • ユーザーの誤入力の防止
  • 見た目がスマートになる

こんな便利な機能は、積極的に使いましょう。

コメントの日本語を表示するためには、
「#property strict」の宣言を忘れずに。

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