外部パラメータの設定方法「extern」「input」については、ご紹介しました。
今回は、外部パラメータを設定するときに、とっても便利な機能をご紹介します。
ユーザーが入力する外部パラメータを
「ドロップダウンリスト」にしたいと思ったことありませんか?
「enum」列挙型を使えば、ドロップダウンリストに出来ます。
「enum」列挙型でドロップダウンリスト
#property strict
enum TukaList
{
GBPJPY = 1, // ポンド円
GBPUSD = 2, // ポンドドル
GBPAUD = 3, // ポンド豪ドル
EURJPY = 4, // ユーロ円
EURUSD = 5, // ユーロドル
EURAUD = 6 // ユーロ豪ドル
};
input TukaList tuka = GBPJPY; // 通貨

外部パラメータ値は、定数に設定した値になります。
上記の場合、「ポンド円」を選択すると値が「1」。
「ポンドドル」だと「2」になります。
定数に値を設定していない場合は、0から順に番号が振られます。
例えば、下記のコード。
#property strict
enum TukaList
{
GBPJPY, // ポンド円
GBPUSD, // ポンドドル
GBPAUD, // ポンド豪ドル
EURJPY, // ユーロ円
EURUSD, // ユーロドル
EURAUD // ユーロ豪ドル
};
input TukaList tuka = GBPJPY; // 通貨
この場合は、先頭から順に値が振られます。
「ポンド円」を選択すると「0」。
「ポンドドル」は「1」。「ポンド豪ドル」は「2」という感じです。

混乱しないために、定数の値は設定しておくことをオススメします。
ドロップダウンリストのメリット
ドロップダウンリストを使うと2つのメリットがあります。
- ユーザーの誤入力の防止
- 見た目がスマートになる
こんな便利な機能は、積極的に使いましょう。

コメントの日本語を表示するためには、
「#property strict」の宣言を忘れずに。